レモンバームは気持ちを鎮めて、記憶力を高める

レモンバームは別名「メリッサ」とも言われるハーブです。

ヨーロッパでは昔から「長寿のハーブ」として親しまれ、ハーブティーとして人気です。
レモンバームには、気持ちを鎮め、不安を和らげて、注意力を高める効果があります。

レモンバーム

では、レモンバームをサプリメントとして摂取した場合、記憶力を高める効果があるのでしょうか?実験結果があるので紹介します。

20人の学生にレモンバームのサプリメントを0.6gから1.6g飲んでもらって各種テストを受けてもらったところ、記憶の質は向上した。が、ワーキングメモリーは変化はなかった。神経の反応速度はかえって遅くなった。
(出典:Neuropsychopharmacology. 2003 Oct)

15人の女子学生に0.3gから0.9gのレモンバームのサプリメントを飲んでもらったところ、記憶の質は向上したが、一方で記憶の量は減少傾向にあった。ワーキングメモリーに影響は認められなかった。
(出典:Pharmacol Biochem Behav. 2002)

これらの試験は、二重盲検比較試験法で行われていて、信頼度は高いです。

レモンバームは、記憶の質を良くします。覚えたいものを正しく長く記憶することができるようになります。

ただ、それは、脳の働きを良くするためというより、こころを落ち着かせて安定させるためであるようです。
この点は、神経の反応速度を良くするビンポセチンやワーキングメモリーにも効くL-トレオン酸マグネシウムとは対照的です。

メリッサ(レモンバーム)

レモンバームの記憶力アップ効果は、データを見ると個人差が大きいのですが、これは不安やストレスで本来の記憶力を発揮できていないタイプの人に効果があるためと考えられます。

結論:ストレスや不安を感じながら勉強している人にはレモンバームがおすすめです。

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